5月15日に一軍に再登録され、ずっと中継ぎで待機する日が続き、やっと20日ヤクルト戦の6回から登板することができました。
久しぶりの登板だったので自分の中で緊張感もあったのですが、5点差で負けていたのでこういう場面でしっかりと抑えることが次のチャンスにつながると思ってマウンドに上がりました。
マウンドでは自分の調子も悪く、それでもなんとか抑えようと思ったのですがまったくコントロールが利かず、なんと2回で7失点という大失態をしてしまいました。
試合を壊してしまいチームのみんなに本当に申し訳なかったし、なんといってもスタンドから聞こえる罵声「金返せ!」が一番辛かったですね。だけど、ファンの皆さんあってのプロ野球だと思うので、声援あり罵声ありと皆さんの思うそれぞれの応援の仕方で良いと正直思いますね(なぜかヤジはよく聞こえるんですよ)。
自分のピッチングも情けなかったけど、ファンの皆さんにも本当に申し訳なかったです。
ごめんなさい。
思い起こせば、2年前のプレーオフで勝利投手になったときはファンの皆さんから「ナイスピッチング!」より「ありがとう!」という言葉をたくさん貰いました。
僕の方が「ありがとう」なのに、こんな言葉をもらって、つくづくプロ野球選手になれて良かったなと思うとともに、こんなに周りの人に感動を与えられる職業なんだと実感しました。