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 アーカイブ 2006.02

 
 2006.02.24

『キャンプでの出来事 その3』

このキャンプ最後の休日には、ゴルフで昨年秋にひきつづき、「第2回投手チーム対抗戦」を行ないました。
投手陣の中から参加者を募集し、2チームに分けて、全員のトータルスコアで、昼食や夕食を賭けてプレーするのです。
チームの分け方もベストスコアや平均スコアを見て、2つに分けるんですが、前回の秋もまず前半が終わり、1打差という超絶妙な組分けで大変な盛り上がりを見せました。
今回は、チームアキラ(松本)、チーム吉武(2人がイチバンうまいから)に分かれ、僕はチーム吉武でした。
この日もみんな1打1打の集中力はすごく、14人中4人がベストスコアをたたき出し、僕もベストまであと1打という好スコアでした。(なかには大たたきした人もいるけどね。)
前半が終わり、またしても超絶妙な組分けのおかげで1打差で僕のチームが勝ち、まずは昼食をゲット!勝負の後半は、5打差で僕のチームが負けとなり、夕食をおごるハメとなってしまいました。
全員で4打差というどっちが勝ってもおかしくなかっただけに、「あの時こうしておけば」とか「あいつがたたかなかったら」とか敗因をみんなで見つけながら、人のせいにしたりして、ワイワイと夕食を楽しんだのでした。このように第2回大会は、大盛況のうちに幕を閉じ、もう今から第3回大会を、秋のキャンプでやろうとみんな意気込んでいます。
(ちなみに数年前に行われた時と合わせ、唯一の3回連続で負けチームだったのが水田さんでした。水田さんはすごくうまいのにネ・・・)

『キャンプでの出来事 その2』

このキャンプには、本当にたくさんの人に球場に足を運んでもらっています。
やっぱり多くの人に見られる方が、気合も入るし、うれしいですね。
僕みたいな選手でもサインや写真、握手などで喜んでもらえると、自分も幸せな気持ちになるんです。(あまり表情には出ないけどね。)
チームでも、ワッチ(和田)、なぎさ(新垣)、ムネリン(川崎)は、抜群の人気を誇ります。この3人が歩くと、ファンの人がイッキに動くのです。
1度シンタロウ(吉武)と僕で、ロッカーから球場までの道のりで何人に名前を呼ばれるか勝負しようということになり、2人で一緒に歩きました。結果は、な、な、なんと1対0でシンタロウの勝ち。「1と0って」と2人でガク然とし、笑ってしまいました。
2月14日には、スギ(杉内)が朝の声出しで、「星野さんと倉野さんはチョコをもらえなくても明日は休みなので元気を出して下さい」と言ったんです。
実はホシと僕はチョコの数を競ってたんですね。11、12日が土日だったので、たくさんのファンの人はその日に渡してたのを見たんですが、僕は日曜の時点で、1コだったんですよ。ホシはその時点で5、6コはもらってたんで、ホシには「オレは当日派だから」とわけのわからん事を言ってました。
結局、15対13でホシの勝ち。「オレのは全部本命やから」と負け惜しみだけは忘れずに言っときました。ホシとは同級生でいつもけなし合えるほどの仲なのです。

『キャンプでの出来事 その3』へつづく

『キャンプでの出来事 その1』

今回は一挙に3話掲載です。
キャンプももうすぐ打ち上げとなります。
実践練習も始まり、僕も何度か紅白戦にも投げたのですが、どうも調子が上がりません。
体調も悪くないし、動きも悪くないのですが、肝心のピッチングとなるとバランスをくずしてしまって、本来の球が投げられないのです。
ここ最近ずっと、全体練習が終わってからもブルペンでキャッチボールを繰り返し、いい感覚を取り戻そうと投げまくったのですが、なかなか感覚がつかめません。何か迷路に迷いこんでしまった感じです。
でも必ず出口はあると思うので、早く見つけられるようにしたいと思います。
歯車でいうと1つズレてしまっているためにすべてがうまく動かないという感じで、逆にうまくハマればすべてうまく動いていくようなイメージはあります。
正直、今は自分でもツライし、出遅れてしまった感じですが、今までやってきた事は決して間違っていないと思うし、ムダではないという事には自信があります。僕が今のこの状況をどうやって抜け出しどうやってはい上がっていくのか、この状況さえも楽しんでやろうと思います。
みなさんも僕が下からはい上がり、活躍する姿を、大いに期待して、待っていてくださいね。
絶対にやりますから!!
『キャンプでの出来事 その2』へつづく

 2006.02.07

『キャンプ第一クール』

キャンプが始まり、あっという間に5日間が過ぎ第一クールが終了しました。やっぱりユニホームを着てみんなと一緒に練習すると、気が引き締まる分疲労も溜まります。いくら自主トレでたくさん練習してきたといっても、やっぱり緊張感も在るので疲れます。僕は、初日からブルペン入りして毎日投げているのですが、このクールは良い日、悪い日がハッキリしていました。
自主トレでかなり充実した練習をしてきたので、体はできていますし焦りは無いのですが逆に自主トレの疲れが出てしまったと言う感じです。でも第一クールにこれが見えて良かったとも思います。第一クールはあまりアピールできなかったので、これからどんどん調子を上げて、周りを驚かせてやろう!と意気込んでいます。みなさんも僕の巻き返しに期待してください。
4日目には、今年初めての野手との連係プレーがあったのですが、やっぱりプロのプレーは流石です!プレー以上に感じたのは、松中さん、鳥越さんの声の掛け方。若い選手に緩みが出ないように、嫌味でなく「そう。それっ!」みたいにみんなが思っている気を引き締める言葉は、やっぱりチームには不可欠な存在だとあらためて感じました。川崎もスピード感あふれるプレーと若手を引っ張る元気でチームを活気づけさせてくれます。
これに若い選手がもっと乗っていければ、もっと良いチームになると思います。僕は本当に良いチームに居るなぁと感じた第一クールでした。

 
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