倉野信次公式Webサイト

早くこのこと書きたかったけど。

中々ゆっくり書いている時間もなかったからね。
プエルトリコに来て一番初めの試合で、試合前のセレモニーで両チームの監督・コーチ・選手を紹介してたときのこと。

ボクも何故か！？紹介され、みんなと一緒に整列したんさ。
そうすると、横にいた選手が分からないスペイン語で話しかけてきて、相手の選手の方を指差してきた。

その方向を見てみると・・・
なんか手を挙げてこっちに微笑みかけるラテン系選手がいる。

なんとっ！
『　ペドロ・バルデス　』がいたー

バルデスは、ホークスのファンの方ならきっと覚えてくれとるかなと思うけど。
２００１年から２００４年まで活躍した、ホークスの最強助っ人の一人。

驚いたのはね、バルデスがそこに、プエルトリコにいたからではなく（出身地というのは知ってたから）、バルデスの方がボクを覚えていてくれて、そして日本人が参加していることもおそらく知らないであろう彼が、アナウンスで呼ばれたボクの名前を聞いて、「アレッ？」と思い（後で聞いた）、ボクを見つけて声をかけてくれたこと！

これには本当に感激してさ、ちょっと涙出そうなぐらい感動した。
初戦にして、このシチュエーションはまさにミラクルかなと思ったよ。

試合後、バルデスともゆっくり話をして、昔話に花を咲かせたんさ。
なんか不思議な感覚やったけど、やっぱり仲間って最高やなぁと。

他にもね、このプエルトリコリーグには、ダイエー時代に一年（２００４年）だけど一緒にプレーした、『ヘクター・メルカド』も他のチームの投手コーチをしていて、彼も覚えていてくれたし（当然ボクも覚えている）、なんかここまで来て一緒にプレーした仲間がいることに驚きと感激でいっぱいやったんさ。。