シーズンは長く、何が起こるかわからない・・・
先日『カツキ』(山崎捕手)が、全治3ヶ月のケガを負って離脱してしまった。
長年レギュラーを夢見て、腐らず必死に練習してきてやっとの思いで今季大活躍を見せてくれていたカツキがこういう風な形で離脱してしまったのは、周りで見てきたボクらもショックだったし、何より本人が一番悔しいに違いないと思う。
一日でも早い回復を願っとる。
プロ野球ってたぶん、プロスポーツの中で一番年間の試合数が多いと思う。
オープン戦やプレーオフなども合わせれば、170〜180試合あるもんね。
だから、それだけ準備や自己管理というものが重要になってくる。
試合が多い、シーズンが長いから当然、色んなアクシデントによるケガや疲労による故障も多くなる。
またもう一方では、控え選手にはこういった機会が思わぬチャンスとなり、「人生が変わる」キッカケとなる可能性もある。
でもその可能性を活かせるのは、普段から決してあきらめず、しっかりと練習に取り組んでいる者だけが、その資格があるんじゃないかと思うんさ。
ボクも自分のキャリアハイとなった2004年のシーズンの初登板は、開幕5戦目ぐらいだったけど、次の日には6戦目の先発投手の登録に伴い、一人一軍登録抹消しなければいけない状況だった。
その日の登板がなければ、たぶん次の日に二軍行きになるのはボクだったと思う。
それを試合前から自分で何となく分かってたから、急遽その試合で先発投手が早い回に降板して、出番が回ってきたときはより気合が入ったことを覚えている。
それでその試合良いピッチングをして、ギリギリ一軍に残ったと思ったら、そのまま一年間定着して大活躍(自分で言うのもなんやけど)できた。
何が幸いするか分からないし、何が人生の分岐点かはその時は分からない。それは後になって分かること。
とにかくボクが思うのは、今を全力で一生懸命頑張っていく、この積み重ね以外ないのかなということなんさ。
さあ、これからどんな救世主、ニューヒーローが現れてくれるか楽しみやね。。