倉野信次公式Webサイト

一軍も開幕し、２勝１敗で良いスタートが切れたんじゃないかな。

開幕戦というのは独特の雰囲気があり、選手みんなが今年初めての公式戦ということで、自分に対する不安や期待みたいなものが入り混じって、いつもの自分とは違う感覚も出てくる。
「コクボさん」の開幕戦後のヒーローインタビューで、『これで明日から地に足つけてやれる』と言ってた言葉に表れているんじゃないかと思うよ。

でも選手個人でみると、まだ一試合も出ていないと、何か落ち着かないし、正直自分自身は開幕しとらんからねぇ。
そういう意味では、昨日大敗してしまったけど、おかげで？「開幕できた選手」も多かったと思う。
これで地に足つけてやれる選手が多くなったという、プラスの考え方も出来るよね。
シーズンは長いから、１人でも多くの選手が本来の力を出せる状態になった方が強いからさ。

雰囲気といえば、ファンのみなさんの「想い」も大きく影響する。
開幕戦は、『さあ、これから野球のシーズンだ！』みたいなものを球場全体から感じるし、プレーオフなんかは、『絶対負けられんばい！（博多弁ね（笑））』というみんなの想いがすごく、選手にも伝わってくる。
ボクも２００４年のプレーオフの先発の時なんか、そういう雰囲気がビシバシっと！伝わってきて、地面から足にブルブルと震えがきたもんね。

そういう雰囲気で投げられるのはすごくすごく幸せなことで、またそれがいい緊張感になって、自分の能力以上のものが引き出されるような感覚になる
逆に、スタンドがガラガラな球場に行くと、何か緊張感に欠けてきて、集中力のないプレーが出てしまったりするから、ファンの方が球場に足を運んでくれて、応援をしてくれるっていうのが、本当に何より選手の力になっていると思うんさ。

ホークスファンのみなさんこれからのシーズン、優勝に向かって一緒に戦ってくださいね。。