倉野信次公式Webサイト

このオフには、たくさんの方とお話しさせていただいた。

地元に帰ったときには、恩師である先生方とも色々と話せて良かった。
ボクも『コーチ』という立場になって、ちょっとは先生方の気持ちも分かるようになったのかな？と思った。

人に対しての仕事という点では同じやし、何かを教える、アドバイスする、背中をおしてやる、ということで共通点が多く、コーチも教師もよく似てるなとボクもすごく勉強になったんさ。
といっても、教師の方が何倍も大変やと思ったけど・・・

この前テレビで若いタレントがマジメな対談で、『僕は褒められて伸びるタイプなんです！』って言ってたのを見て、
『　はぁ〜〜？？　』
と思ってしまった。

そんなの自分で言うことじゃないし、自分では分からんのとちゃうの？と思ったんさ。
それって自分に対して嫌なことを言われたら、嫌で受け入れられません！気分が悪くなるから怒らないで！って言ってるようにボクは思えた。

先生や恩師とも話して、ボクも共感したのは、『　愛情があるから怒る、注意する。　』ということやった。
ホントにどうでもいい存在なら、気にしない、放っておくという風になると思う。
だから、そういうのは自分で決め付けることでなく周りが判断して、上手くその人を伸ばす方法で接するもんなんちゃうかなぁと思ったんさ。

怒ったり、注意したりするのは、本当にパワーがいることやと思うし、言った本人もツライ・・・
一時の自分の感情だけでそうなるのは違うと思うけど、真剣に怒ってくれる人、真剣に注意してくれる人は、本当は一番愛情があり、自分にとって大切な存在だいうことに、後になって気付くと思う。

ボクもこの立場になるまで、そんなこと考えたこともなかったけどね。

今年も愛情タップリ注ごうっと（笑）。。