倉野信次公式Webサイト

POWERD BY DIRECT. NETWORK SYSTEMS
 2009.01.27

日本の伝統芸能

先日の25日に日本の伝統芸能の中の一つ『能』の舞台を鑑賞してきたんさ。:smile015:

ボクと仲良くしてもらっとる能楽師の「鷹尾さん」が主催する『鷹の会』の舞台が福岡市大濠公園能楽堂で行われた。
ボクも能を観るのは久し振りやったんやけど、今思うと鷹尾さんと出会わなければ能と出会うこともなかっただろうなと思う。:smile022:

こう見えても、小学校から高校まで体育も含めて一番得意やった科目が「数学」のボク。:power:
高校時代は理数系クラス、数学はほとんどいつも5段階の5やったから・・・(自慢):smile012:
それに比べ、超不得意科目が「古典」。:smile006:

そんなボクなんで、当然自分から興味を持つことはなかったやろうと思う。
それで鷹尾さんに誘われたのがキッカケで観るようになったんやけど、やっぱり言葉はムズカシイ・・・。:aseri:
言葉があまり分からないからボクは正直舞台を観て面白い!という感じじゃないけど、また観たいと思わせる何かがある。:point:
それとなんか居心地がホントいいんよねぇ(笑)。
居心地良すぎて、途中寝てしまう・・・(笑)。
それも能の魅力の一つなんかなと思う。(ボクなりに・・(笑)):smile015:
空間、空気がきれいな感じがして一つ一つの声、音に重みがあり、そしてゆっくりしていてすごく居心地がいい。:kirakira:

話しの内容は説明もあってなんとなくだけど分かる。
以前鷹尾さんの後援会の会報誌で、対談形式でインタビューを受けさせてもらった時に話したんやけど、映画や芝居はそのままの姿を観る。本は活字からの想像。
能は目で観ながら想像がどんどん膨らんでくる:exclamation:
スゴイ世界やなぁと思った。

今回の舞台は、ボクの娘とも仲が良い鷹尾さんの娘さんも8歳ながら(すでにデビュー済み!)立派に出演してて、初めて娘さんの舞台を観たボクはすごく感動したんさ(笑)。:smile016:

こんなボクなんで能のことについてあまり偉そうに語ってはいけないと思うけど、やっぱり「日本の伝統芸能」っていうのは大切にしていかないかんなぁと強く思った。
鷹尾さんも舞台の後に行われた「アフタートーク」で言ってた。

『 能(伝統芸能)というものは、能楽師である私たちが守っていくものであると共に、みなさんも一緒に背負い、守り、伝えていってほしい! 』と。

この言葉が胸に響いた。:kirakira:
国際化が進むこの世の中において、日本の伝統っていうのはボクたちが伝えていかなければ将来に繋がっていかないからね。

本当にいい経験をしとるオフのボクなんさ。。:smile015:

(鷹の会は、今度ボクの大好きな「桜」の前で舞う『夜桜能』を4月2日久留米市のホテルで行います。ボクも何回か行って本当にいつも感動しています。みなさんも是非「能」と「桜」のコラボを体感してみてください! 詳しくは「鷹の会」で検索してくださいね。)

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

ケイタイはこちらのバーコードを読み取ってアクセスしてね!
PRODUCED BY DIRECT. NETWORK SYSTEMS.
Copyright © 2007 SHINJI KURANO. All Rights Reserved.