11日からは早速『94』の背番号のユニホームを着て、『コーチ』として初めての仕事となったんさ。
今ボクは二軍のフェニックスリーグには参加しない、福岡(西戸崎)残留組を見る役割。
コーチになって「おめでとう!」という言葉を頂いたりもして、もちろん嬉しいには違いないんやけど、それはコーチになったからじゃなく、また大好きなユニホームを着て仕事ができるという喜びがあるから。
コーチになることが目標やゴールではなく、コーチとして少しでも選手の力になりたいと思っとるから、実際この立場になった瞬間から「責任の重さ」を感じ、気が一段と引き締まったというのが本音。
だから「おめでとう」とは少し違う感じがする・・・(言ってくれた方すいません、でも本当にそのボクに対する気持ちは嬉しいんですよ!)
自分自身どれぐらいできるかわからないけど、今年一年ここまでフロントとして違った角度からチームも見てきたし、またそれとは別に自分がコーチの立場だったら、「どうするか?」「どんな言葉をかけるか?」なども自分で考えながら見てきたりもした。
その経験を活かして少しでも力になれたらなぁと思う。
でもこれからもっと「コーチング」について勉強もしなければいけないし、最初から上手くいくとも思ってない。
人に物事を教えるというのは本当に難しいと思うから・・・(教えるなんてエラそうな気持ちは全くないけど)
自分がその人に良いと思ったことでも、本当に合っているか違った角度からもよく考えないといけないし、また同じアドバイスでも「言葉の使い方」「言葉のトーン」「話すタイミング」などもよく考えないと相手の心に響かないから。
結局自分が相手にとって良いと思っても、相手がどう感じるかを考えないで話すと、結果は逆になるかもしれないので自己満足で終わってしまう恐れがある。
だから難しいし、これから自分自身もっともっと成長しなければいけない。
ただ初めは上手くいかなくても、情熱と愛情だけはずっと持ち続け、選手と一緒に成長できたら最高やなぁと思うんさ。
これからは主に若手の育成を重点的に任されていくと思うんで、ボクも身も心も若さを出して頑張っていこうと思っとるんさ。
これからのホークス、ぜひ期待してくださいネ
初お披露目!?
※ 今日は『藤井さん』の命日。今でも藤井さんの「熱い心」と「勇気」はボクの胸に刻まれているし、いつまでもボクの心の中に輝きつづけとる。
『 15 』