倉野信次公式Webサイト

昨日はホークス『王監督』として最後のホームゲームとなった。

福岡で、白いユニホームで、強いホークスを見たかったけど、そう簡単には悪い流れは断ち切れなかった・・
残念やと思ったし、ボクも「力のなさ」を痛感させられたし、球団としてこれが今の実力と認める他ないのだろうと思った。
この現実と素直に向き合い、もう一度強いホークスを築いていかなければいけない。

試合後にはセレモニーが行われ、王監督が今季限りの勇退をファンのみなさんの前で改めてご挨拶され、チーム全員と一人一人握手されていた。
球場一周の後には、王監督の『胴上げ』があった。

何人もの選手が泣いており、その涙は、「さみしさ」は当然のこと、「悔し涙」であることはボクも痛いほど分かった。
「王監督の想いに応えられなかった・・・」
それだけ王監督はチームのみんなに慕われ、『監督のために！』と思わせる本当に素晴らしい人間だったと思う。

イチローさんの王監督に対してのコメント
『　記録の数だけで「世界の王」と呼ばれているわけではない　』

イチローさんのコメントを他にも記事で読んで、凄く感動したし、凄く共感できた。

そんな偉大すぎる王監督の下でプレーできたボクは「本当に幸せだった」とまた強く思った。

王監督がファンのみなさんの前で強く言われた、

『　新生ホークスが大きく花を咲かせてくれると信じている　』

この言葉を胸にボクも少しでも力になれるように頑張ろうと強く想う。

ファンのみなさんにも悔しい思いをさせてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、チームも王監督の『勝利への飽くなき執念』という伝統を継承して、これからもファンのみなさんに支えながら、そして「共に」、新たな常勝球団ホークスを育てていただきたいなと思います。。